ファイル構成

対話コンテンツの構成の説明

MMDAgent が再生する対話コンテンツは、3Dモデルや音声処理、対話シナリオ等の定義ファイルのセットです。 コンテンツを作る場合、おおよそ以下のような手順となります。

  1. プロジェクトのトップフォルダを作成する。
  2. フォルダ以下にコンテンツのファイルを置く。サブフォルダも任意に作成可能
  3. - 3D モデルファイル (.pmd)
  4. コンテンツの起動ファイルとなる .mdf ファイルをトップフォルダ直下に作成する。中身は空でもよいが様々なオプションやパラメータを指定することもできる.
  5. 対話シナリオを fst 形式で書く。入出力とするメッセージは一覧 を参考に作る。この fst ファイルは .mdf ファイルと同じ場所に置く。

    ProjectTopDir/
     |- foobar.mdf
     |- foobar.fst
     |- ...
  6. ボタンを作りたい場合は Button definition ファイルを作成してトップに置く。

  7. メニュー用の画像や名前をセットするPACKAGE_DESC.txtを作成してトップに置く。

  8. (Optional) Webへデプロイして公開する場合はインデックスファイルを作成する。

ファイル形式

コンテンツに含まれる各ファイル形式は以下のとおり。


スタートアップ・設定 (.mdf)

Content startup file with configuration.

対話シナリオ (.fst)

状態遷移モデルによる対話・インタラクションシナリオの定義

3-Dモデル (.pmd/.pmx)

エージェントやオブジェクト等の 3-D モデル

モーション (.vmd)

3-Dモデルのボーンやモーフを時系列動作させるモーションデータ

音声合成 (.ojt)

音声合成エンジン Open JTalk の設定

音声認識

音声認識の設定・カスタマイズ

PACKAGE_DESC.txt

Package information.

BUTTON*.txt

Button definitions.