3-Dモデル (.pmd/.pmx)
MikuMikuDance の 3-D モデル形式である .pmd ファイルに対応しており、人型エージェントを含む任意の3-Dモデルを表示することができます。.pmd はすべての仕様に対応しており、物理演算、IKのON/OFF、表示・非表示モーフ等にも対応しています。
また、MMDAgent-EX は .pmx モデルに対応しており、後述の方法でほぼ表示できます。PMX2.0の主な仕様の多くをサポートしていますが、後述のように頂点数の制限や一部モーフの非対応があります。
既存の 3-D モデルの利用にあたっては、モデルの作成者および権利者の利用条件によく注意し遵守してください。また、PMXを利用する際は、PMX形式の利用制約を守ってください。
なお、コンテンツ配信にあたっては、コンテンツ全体を暗号化して他のツール・コンテンツでの利用を不可能にする機能があります。詳しくは暗号化のページをご覧ください。
PMX形式のモデルについて
PMXモデルの利用時は、画面の右上に「PMX」の文字が常に表示されるようになっています。PMX モデルを使うときは以下の点を必ず守ってください。
- PMXは商用利用禁止です。
- PMX形式の規約およびコミュニティにおける利用の慣習に従い、適切に利用してください。
- モデルの権利者が設定する利用条件を順守してください。
- モデルの権利者・作者の意図に反する利用はお控えください。
- 違反コンテンツに対して、当アプリの利用を強制的に停止する場合がありえます。
PMX の使い方
PMX モデルはあらかじめ PMXEditor で PMD ファイルと CSV に変換してから与えます。そのままでは読めないので注意してください。具体的な手順は以下の通りです。
- PMXEditor(配布サイト)を準備する。
- PMX ファイルを PMXEditor で開く。
- PMDへエクスポートする。メニューの「ファイル - エクスポート」からファイル名を “〇〇.pmd” のように拡張子を “pmd” にして保存。
- CSVへ変換する。メニューの「ファイル - テキスト(CSV)変換 - CSVファイルへ出力」でファイル名を “〇〇.pmd.csv” として保存。
変換した .pmd と .csv は以下のように元の pmx と同じ場所に置いてください。csv ファイルの名前が「モデル.csv」ではなく「モデル.pmd.csv」とすべき点に注意して下さい。
モデル.pmx
モデル.pmd
モデル.pmd.csv
以上で変換は終了です。あとはエクスポートした .pmd ファイルをMMDAgent-EX で表示させればOKです。MMDAgent-EX は “.pmd” を読み込む時、同じ場所に “.pmd.csv” があれば、それも追加で読み込んで、元の PMX に近い表示・動作を行います。
互換性について
以下に該当するモデルは正しい PMD に変換できないため MMDAgent-EX でも読み込めません。
- 65535点以上の頂点を持つモデル
以下の定義は未サポートであり、定義されていても無視されます。
- 材質モーフのうちテクスチャ係数(Tex,スフィア,Toon)
- 追加UV
- 外部親変形
上記以外の PMX2.0 の仕様は以下の範囲をサポートしています。ただし、オリジナルと異なる表現になる場合があります。
- 全ての材質情報
- 頂点情報:エッジ倍率、BDEF4, SDEF (暫定)
- ボーン:変形階層、物理後変形、任意ボーン更新順
- 全てのモーフ
- 頂点モーフ
- ボーンモーフ
- UVモーフ
- 材質モーフ(テクスチャ係数のみ未サポート)
- グループモーフ
補足
本アプリケーションでは変換後の PMD と CSV の利用についてもPMXの規約を適用するものとします。
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