モーション (.vmd)
MMDAgent-EX では .vmd 形式のモーションファイルを扱えます。.vmd は MikuMikuDance (MMD) で用いられるモーションファイルです。非表示モーフや IK ON/OFF モーフといった MMD の仕様にも対応しています。
モデルのモーション
MOTION_ADD
や MOTION_CHANGE
メッセージで、あるモデルに対して .vmd ファイルの再生を開始できます。適用時にモーションをループするかどうか (LOOP
/ ONCE
)、姿勢(初期フレーム姿勢)を適用するかどうか (FULL
/ PART
) などを細かく指定できます。
複数のモーションを重ね合わせて表示することもできます。こ複数のモーションの動作が重なる場合、置き換えか加算か、あるいはブレンド率等を MOTION_CONFIGURE
メッセージで設定できます。これによって、動作を複数のパーツに分けてそれぞれをイベントに合わせて異なるタイミングで合成・再生したり、2つのモーションの間をリアルタイムに補間しながら再生するようなことが可能です。詳しくはメッセージ一覧をご覧ください。
カメラのモーション
MMD ではカメラの動きをカメラーモーション (.vmd) として保存できます。このカメラモーションファイルを CAMERA
コマンドで与えることで、同じカメラワークを MMDAgent-EX 上で再現できます。
CAMERA|カメラモーション.vmd
うまく動かない場合
モデルのボーン名とモーション内のボーン名の対応が取れているかをチェックしてください。.vmd 内ではボーンごとの名前とその初期姿勢・動作系列(キーフレームリスト)が格納されており、再生時には対象モデルのボーンリストとモーション内のボーンリストが名前でマッチングが取られ、対応が存在するボーンについてのみモーションが適用されます。ボーン名がモデルとずれているとうまく適用できないことがあります。
また、対象の 3-D モデルの基本ポーズ(スタンス)をチェックしてください。A ポーズのモデルに T ポーズ用のモーションを適用すると腕が正しく動作しません(逆も然り)。MMD のモデルの多くは A ポーズです。一方、3-D作成ツールで T ポーズを採用しているものが多くあります。
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