ライセンスとガイドライン #
公開している MMDAgent-EXおよび CGアバターの利用許諾(ライセンス)および利用ガイドラインについてまとめて解説します。
ライセンス #
MMDAgent-EX #
MMDAgent-EX のコードは Apache License, Version 2.0( 日本語訳)で提供されています。
またMMDAgent-EX は多くのソフトウェアを利用して構成されています。以下は利用しているライブラリの一覧です(これのみであることを保証するものではありません)。利用においては各ソフトウェアのライセンスにも留意してください。
- MMDAgent
- Bullet Physics
- FreeType
- GLFW
- GLEW
- libjpeg
- libpng
- librdkafka
- libsndfile
- libsamplerate
- UTF8-CPP
- google/re2
- zlib
- PortAudio
- Open JTalk
- Julius
- POCO C++ Libraries
- RabbitMQ
- cpp-httplib
また、本ツールで3Dモデルやモーション、音や画像等の素材を利用する場合は、それらの作者(権利者)が定める利用規約に従ってください。
CGアバター #
GitHubで公開されている CG アバターには、それぞれにライセンスと利用ガイドラインを定義しています。ここでは概要をまとめますが、利用時には各レポジトリに含まれる README を必ず確認してください。
基本的にGitHubにある CGアバターは
CC-BY 4.0 ライセンスで公開されています。以下のようなクレジット表記が各アバターごとに指示されていますので、利用の際はそれを何らかの方法で表示してください。モデル名
の部分はモデル名に入れ替えてください。
CG-CA
モデル名
(c) 2023 by Nagoya Institute of Technology, Moonshot R&D Goal 1 Avatar Symbiotic Society
なお、一部のモデル(ジェネ)については名古屋工業大学が商標権および意匠権を保持しています。以下の場合は許諾なしに利用いただいて問題ありません。これ以外の営利活動・商用利用、その他での利用については個別に開発元までお問い合わせください。
許諾なしに利用できる例:
- 学術活動(論文掲載、発表等)
- 個人の方の非営利的な利用(SNSへの投稿、イベントでの掲示等)
利用ガイドライン #
MMDAgent-EX ならびに CGアバターの倫理的・法的・社会的課題 (Ethical, Legal and Social Issues; ELSI) に対する利用ガイドラインを以下のとおり定めます。なお、本ガイドラインは時代や技術の進展、法的要件の変更に応じて更新されることがあります。
してはいけない使い方 #
- 違法行為
- 児童性的虐待となる素材、または児童を搾取したり傷つけたりするコンテンツの再生
- 憎悪(ヘイト)、ハラスメント、暴⼒を助長するコンテンツの作成
- 物理的な危害を及ぼす危険性の⾼い活動。以下を含む:
- 武器の製造
- 軍事・紛争
- エネルギー・交通・水等の重要施設の管理やオペレーション
- 自殺・傷つけ・摂食障害などの自傷行為を促進、奨励、または描写するコンテンツ
- 詐欺的あるいは欺瞞的な⾏為。以下を含む:
- 詐欺
- 組織的な不正行為
- 盗作
- 偽情報の拡散
- 他者を欺く目的で、実在の人物、団体、組織になりすましたり、虚偽の表現をする行為
-
MikuMikuDance (MMD) の関連コミュニティおよびそこにある有形無形の価値を害する行為。以下を含む:
- モデル・モーション・音楽等の権利者の権利を損なう行為
- 権利者が定めるガイドラインに従わない利用
- 不当な二次配布・盗用・作者なりすまし