モーションの再生 #
モデルにモーションファイル (.vmd) を与えることでモーション再生を行うのが基本的な手順です。ここではモーションを再生する基本的なメッセージを紹介します。
モーションの再生を開始する #
MOTION_ADD メッセージで再生したいモーションファイル (.vmd) を指定することで、モーション再生を開始します。(model alias)
には対象モデルのエイリアス名、(motion_alias)
は新たに開始するモーションに付与するモーションエイリアス名です。
モデルが存在しない場合、システムは Warning を出力し、何も実行しません。
指定されたモーションエイリアスと同じ名前のモーションが再生中の場合、そのモーションを新たなモーションで上書きします。
再生を開始した時点で以下の MOTION_EVENT_ADD イベントメッセージが発行されます。
最後まで再生されたらそのモーションは自動的に削除され、MOTION_EVENT_DELETE メッセージが発行されます。
途中で中断する #
MOTION_DELETE メッセージで再生中のモーションを中断できます。
モーションが中断され削除された時点で MOTION_EVENT_DELETE メッセージが発行されます。
別のモーションに入れ替える #
再生中のモーションを別のモーションに入れ替えるには MOTION_CHANGE を使います。入れ替え後、入れ替えたモーションの再生がスタートします。
入れ替えが成功したら、MOTION_EVENT_CHANGE が発行されると同時に、入れ替え後のモーションが最初から再生開始します。
巻き戻す #
再生途中のモーションを巻き戻して最初から再生しなおすには MOTION_RESET を使います。